今回は、弁理士試験とは直接関係ない話題です。
日本の現状について考えると、日本だけでしか仕事をしないということが、今後、大きなリスクになるのではないかと思うようになりました。
海外に住んでも収入を発生させることができる方法を得ることや、海外で実際に住むことができるスキルを身につけることは、これまで以上に重要かもしれません。
今まで、半分趣味としてのんびりやってきた英語の勉強も、本気でやらねばと思っています。
今後、必要になる英語能力は、受験英語のようなものではなく、コミュニケーションをとるための英語です。
特に、アウトプット。
これは、とにかくしゃべらないことには身につかないので、しゃべる機会をえるようにしています。
今、やっているのは、
フィリピン人講師とのスカイプ英会話。
日本とフィリピンとでは物価が違うので、それをスカイプで結ぶととにかく安く
英会話のレッスンができてしまうのです。
とにかくしゃべって、しゃべって、しゃべって・・・という感じですね。
H22 弁理士試験(選択科目)基礎物理を、今、解き終わりました。
問題はこちらからダウンロードできます。
H22基礎物理学の問題を選択してください
問題の分析と、解いた感想です。
1)抵抗力が働く放物運動
高校物理では、抵抗力が働く運動をグラフでは扱うが、運動方程式を微分方程式として解いて、時間の関数を求めるところまではやらない。大学初学年レベルの力学では、このテーマが頻出。
(1)(2)(3)高校物理の範囲で解ける2次元の放物運動。設問もよくあるもの。基本レベル。
(4)空気抵抗力を含めた運動方程式の立式。基本レベル
(5)鉛直方向の運動を時間に対して解く必要がある。変数分離型の微分方程式と指数、対数の知識が必要になる。大学レベルの標準問題
(6)(5)で求めた時間を、水平方向の式に代入するだけ。標準レベル
2)連成振動
問題設定自体は、高校物理にも登場するようなシンプルなものなのだけど、(1)でラグランジアンを求めさせるので、解析力学的に解くことが求められている。しかし、無視して(2)から解けば、高校物理の範囲になる。
(1)ラグランジアンの定義 L=T−V を知っていれば解ける。大学範囲の基礎レベル。
(2)ラグランジアンを偏微分して運動方程式を導く。力を書いて、普通に立式することも難しくない。大学範囲の基礎レベル/高校範囲の標準レベル
(3)質点A、Bの運動方程式の和、差をとり、変数を変換して解けるようにする。これは、重心運動、相対運動で運動を考えることに相当する。それぞれの運動を解いてから、各物体の運動について解く。大学範囲の標準レベル/高校範囲の難レベル
3)剛体の回転
円柱や円筒が斜面を転がるときの運動を解かせる問題で、基礎物理学の頻出テーマ。慣性モーメントの計算ができないと点数が取れない。
(1)円柱の慣性モーメント。頻出テーマなのでマスターしたい。大学範囲の標準レベル
(2)円筒の慣性モーメント。円柱の慣性モーメントの考えを応用すれば求められる。大学範囲の標準レベル
(3)円筒に円柱を挿入した物体の慣性モーメント、(1)と(2)の結果を用いればよい。大学範囲の標準レベル
(4)斜面を転がり落ちる加速度。併進運動の運動方程式、回転運動の方程式、束縛条件を連立して加速度を求める。計算量が多くなるので、いかにして計算を手際よくやるかがポイント。大学範囲のやや難レベル。
このあたりのテーマは、田原の物理(大学編)力学で扱っています。
無料講義を受ける。
大学で理工系へ進んで専門分野がある人でなければ、物理で
弁理士試験選択問題を受けるときに、「
基礎物理学」を選択するのがお勧めです。
H22の問題は、
1)
抵抗力が働く放物運動
2)
連成振動(ラグランジアンから運動方程式を立てる)
3)
剛体の回転
となっていて、出題傾向もだいぶ分かってきた感があります。
基礎物理学の対策法を紹介している情報は少ないので、僕(田原)としては、できるだけ役立つ情報発信をしていきたいと思います。
とりあえずH22の問題の解答を作っています。
時間が取れるようなら、解説講義を作って無料公開したいと思います。
それまでは、
こちらで、物理の基礎をおさえておいてください。
弁理士試験の
選択科目・
基礎物理学の難易度は、大学編入試験とほぼ同じ程度です。
大学1、2年生で学ぶ内容です。
高校物理の力学を忘れてしまっていると、このレベルの問題を、模範解答を見ながら繰り返し練習したとしても、なかなか自力で解くことができません。
そこで、高校物理の内容に不安がある人は、1週間で高校物理を復習し、その後、「
剛体の回転」「
振動」「
質点系の運動」の3つを集中的に練習するという方法がお勧めです。
最初に、高校物理の範囲の、「等加速度運動」「摩擦力」「力のモーメント」「エネルギー保存則」「単振動」「終端速度」「運動量保存則」「円運動」を一通り復習します。「惑星の運動」はとりあえず飛ばしてよいです。
これらは、
弁理士試験対策をするための基礎知識となります。
1週間でこれらの分野を総復習した後なら、「
剛体の回転」「
振動」「
質点系の運動」の講義を聴いたときに、理解できるようになっています。
その状態で、2週間みっちり問題練習すれば、6割を取ることは十分可能です。
3週間で、
選択科目の基礎物理学で合格点を取るためのおすすめ講座は、
田原の物理(基本編)力学+田原の物理(大学編)力学
です。
弁理士になってからも必要だから。。。という人には、田原の物理(基本編・大学編力学)セットがおすすめです。
2倍速再生で、繰り返し講義を聴いて、頭の中に解法を叩き込んで、
合格を勝ち取って下さい。
弁理士試験・選択科目の基礎物理学対策はこちら
7月26日の
弁理士試験・
選択科目試験まで、あと1月を切りました。
このブログでは、
選択科目で、理工II(数学・物理)
基礎物理学を受験しようと考えている方へ、予備校講師の田原真人が役立つ情報を発信しています。
今年から、試験内容が変更になり、試験時間も90分と長くなりました。
今まで、大問1問でしたが、2問になる可能性もあります。
ここでは、2問出題されるという前提で話をしたいと思います。
大問が2問になる場合、一番出題の可能性があるのは、ここ3年間、連続して出題されている「
剛体の回転」です。
過去5年間で3回出題されているわけですから、出題確率は5割を超えています。
2問出題される場合、変更後の1回目であることも考えると、「
剛体の回転」が出題される可能性は非常に高いと思います。
問題は、もう1題がどこから出題されるかです。
大学の編入試験などでは、「
剛体の回転」と並んで出題頻度が高いのは、「
振動」です。
減衰振動、
臨界振動などのうち、どのような振動が起こるのかを、微分方程式の解を分類して判断する問題です。
もう一つ、出題されやすいのは、
質点系の運動です。物体系の運動を、重心系と相対系にわけて運動を分析します。ばねにつながれた2物体の問題が、
弁理士試験の過去問で出題されていますので、要注意です。
というわけで、テーマを絞って対策を立てるとしたら、「
剛体の回転」「
振動」「
質点系の運動」の3つがよいと思います。
弁理士試験・選択科目の短期集中対策はこちら